ウイスキーおすすめ入門編!スコッチ、バーボン、種類を知ろう!
ウイスキーはカッコいい大人のお酒だ。しかし、ウイスキーがどんな酒かと聞かれると、答えに困ってしまう。そもそもスコッチとバーボンの違いも分からない人も多い。今回当サイトでは、カッコつけたい大人たちのために、初心者にも分かりやすいウイスキー入門を大特集。ウイスキーの様々な種類を解説した後、種類別のおすすめウイスキーを掲載。是非、あなたにぴったりの“マイベスト”を選んでいただきたい。
はい、カッコいい大人のお酒「ウイスキー」入門です!僕は結構、ウイスキー飲むんですけど、モリチュウも好きだったよね?
僕は大好きです。晩酌はビールではなく、ハイボールを飲んでるくらいですから。夜はバーバンなんかをロックで飲みますね。
俺はお酒は好きだけど、洋酒はあんまり飲まないなあ。でも、すごく興味あるわ。
え、ハリウッドスターなのに洋酒飲まないんですか?
ニコラス・ケイジじゃねえわ!どっちかというとモト冬樹だわ!
ハゲネタいいから…。特に「世界五大ウイスキー」を知ることが重要ですよね。
今回、ウイスキーをあまり飲んだことがない人にも分かりやすい内容となっておりますので、いかにウイスキーが奥の深い魅力的な酒だということを知っていただければと思います。それでは早速、行っちゃってください!
ウイスキーの定義
ウイスキーの定義はそれぞれの国によって異なっているが、一般的には…
穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜をおこない、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒
ウイスキーは樽の中で長い年月をかけて熟成するがゆえに、深い琥珀色をしているのだ。この熟成によってまろやかな香りと、深いコクを持つようになるのである。
あの琥珀色、綺麗ですよね。熟成による香りとコクが最高です!
ウイスキーの種類
ウイスキーは大きく分類すると、大麦麦芽のみを原料とする「モルトウイスキー」と、トウモロコシや小麦、ライ麦、未発芽の大麦などを主原料とした「グレーンウイスキー」の2つに分けられる。
モルトウイスキー
原料は麦芽だけ。香り豊かで個性的な味わい。
グレーンウイスキー
トウモロコシなどの穀物が原料。軽やかですっきりとしている。
ちなみにこの2種類は、原材料だけでなく、蒸留方式も異なるんです。「モルトウイスキー」は、単式蒸留器によって蒸留されるのが特徴で、個性が強いウイスキーに仕上がるんです。単式蒸留器は、形や大きさでウイスキーの個性を出すことができるんです。また、「グレーンウイスキー」は、連続式蒸留器で蒸留されています。連続式蒸留器は短期間で一気にアルコールを濃縮するため、原材料の風味が残りにくく、クリアな味に仕上がるんですね。
連続式蒸留器で蒸留されるグレーンウイスキーは、大量生産が可能なんですよね。だから、モルトウイスキーよりも価格がリーズナブルなものが多いんです。
さらに言うなら、現在世界で出回っているウイスキーのほとんどが、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした「ブレンデッドウイスキー」なんです。色んな組み合わせによって、様々な個性豊かな味わいのウイスキーが誕生したんですね。
ブレンデッドウイスキー
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしてつくられたウイスキー。世界のウイスキーの流通量の8~9割はブレンデッド・ウイスキーと言われている。
さらに単一の蒸留所で製造されたモルトウイスキーのことを「シングルモルトウイスキー」と呼ぶのです。
シングルモルトウイスキー
モルトウイスキーの中でも単一蒸留所のモルト原酒のみでつくられた”地酒”的なウイスキー。味わいや香りの個性がはっきりしている。近年「蒸留所ごとの個性を愉しむ」という点で注目されている。シングルモルトの中でも特に、ひとつの樽で熟成されたものをシングルカスクと呼ぶ。
バーボンとは?
じゃあ、バーボンってのはどんな酒なんだ?ウイスキーとはどう違うんだよ。
これ、結構知らない人多いですよね。それではお答えしましょう。
バーボンとは?
グレーンウイスキーの製造方法とほぼ同じだが、原材料の51%はトウモロコシを使い、内側を焦した新樽で熟成したものをバーボンと呼ぶ。アメリカのウイスキーの生産量の約半分を占めている。バーボンの中でも、2年以上貯蔵されたものは「ストレートバーボンウイスキー」と名乗ることができる。同じ連続式蒸溜器で造ったグレーンウイスキーとバーボンとでは、香りも味も大きく異なるんですね。それぞれの個性的な香りと味わいを楽しみながら、飲んでいただきたいものです。
「世界五大ウイスキー」を知る
ウイスキーはまず、生産国によって大まかに分けられるんです。そして世界中のウイスキーファンを魅了するのが「世界五大ウイスキー」なんです。「スコッチ」や「バーボン」って耳にしたことがあると思います。近年ではジャパニーズウイスキーも人気で「世界五大ウイスキー」に入っているんですよ。
こららは実際に飲んでみて、各特徴を味わった上で、自分がどの国のウイスキーが好きなのかを知っていただきたいと思います。
世界五大ウイスキー
スコッチウイスキー
イギリス北部のスコットランドで造られるウイスキー。通称スコッチ。名実ともにウイスキーの王様だ。スコットランドのモルトウイスキーは、ハイランド、ローランド、アイラ、キャンベルタウンなど地域別に分類される。それぞれ全く違った特徴を持っているため、一括りにするのは難しい。
アメリカンウイスキー
アメリカンウイスキーの中で最も有名なのが「バーボン」。内側を焦がしたホワイトオーク樽の中で熟成されるため、ほろ苦さと香ばしさ、甘さを併せ持ったウイスキーになる。バーボン以外で有名なのが「テネシー」。こちらは「ジャック・ダニエルズ」が知られている。コーンやライ麦などを使用していることや、熟成年数が短めという点で、他の地域と比較するとややパンチが強めな印象。
アイリッシュウイスキー
アイルランドで造られる、最古のウイスキー。かつては多くの蒸留所があったが、現在は統合され数カ所のみが稼働。そのため銘柄も限定される。クセのない味わいなので初心者にはもってこい。スコッチやバーボンに比べるとマイナーなイメージだが、それらとはひと味違った味わいは無視できない。
カナディアンウイスキー
カナダで造られるウイスキー。ライ麦を主原料としたフレーバリングウイスキーと、とうもろこしを主原料としたベースウイスキーをブレンドしている。全体的にライトでスムーズな飲み口が特徴。クセがなくカクテルのベースとしても使える。アイリッシュ同様、スコッチやバーボンに比べるとあまり知られていないが、ウイスキーのチョイスに迷う初心者には最適だ。
ジャパニーズウイスキー
ニッカウイスキー創業者の竹鶴政孝氏が、スコットランドで学んだウイスキー造りの技術を元に今のサントリー山崎蒸留所で始まった。スコッチウイスキーの影響を強く受けているため、製法はほぼ同じ。しかし日本人向けに、軽い口当たりに仕上げられているので和食にもマッチする。また日本ならではの軟水が使われているので、優しい味わいのものが多い。外国でもジャパニーズウイスキーブランドは大注目されている。
それでは「世界五大ウイスキー」の特徴を知っていだだいた上で、種類ごとにおすすめのウイスキーを紹介していきます。お見逃しなく!
スコッチウイスキー
これだけは飲んでおきたい本格「ブレンデッド・スコッチ」
これだけは飲んでおきたい本格「シングルモルト・スコッチ」
アメリカンウイスキー
これだけは飲んでおきたい本格「バーボン」
これだけは飲んでおきたい本格「テネシー」
アイリッシュウイスキー
これだけは飲んでおきたい本格「アイリッシュ」
カナディアンウイスキー
これだけは飲んでおきたい本格「カナディアン」
ジャパニーズウイスキー
これだけは飲んでおきたい本格「ジャパニーズ」
当サイトオススメ初心者指南のウイスキー
マジでウイスキーって奥が深そうだな。ところで、ウイスキー好きのワタナベとモリチュウがオススメする、初心者にぴったりのやつ教えてくれよ!
はい、私たち2人で話し合ったところ、意外と気が合いまして、下記の3つに絞りました。あくまで我らの好みで選んだ、初心者でも飲みやすいウイスキーとなっておりますので、ご参考程度に。
最後に
いかがでしたか、ウイスキー入門は。初心者にも非常に分かりやすい内容だったのではないでしょうか。
いやー分かりやすかったし、すぐにでも味わってみたくなったよ。本当に奥が深くて、もっと知ってみたくなったし興味が湧いてきたよね。
本当にウイスキーって魅力的なお酒ですよね。
グラスにわずかに注いだウイスキーから香る、豊かで甘くて華やかな香り。まるで森の中にいるような少し焦げた木の香り…。それらがバランス良く絡み合い、極上の心地良い余韻を提供してくれるんです。何とも奥が深い複雑な味と香りを持つウイスキーですが、時代に翻弄されつつも愛され続けてきた歴史や、造り手たちの情熱を知れば、さらに味わい深いものになるかと思います。どうか今回の特集を入門書としていただき、さらにウイスキーを知り、そして飲むことで、ご自分のマイベストな一本を見つけてみてはいかがでしょうか。毎日がちょっぴり楽しみで豊かなものになるはずですから。
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